衆議院安全保障特別委員会。今日与党は遂にその牙を剥き、強行な手段に打って出てきました。
国民の多くの皆さんが、法案に反対、法案は違憲、政府の説明は十分でないと声を上げる中で、これ以上審議しては自らに不利、と言わんばかりの強引な審議打ち切りの末、数を頼んでの強行採決でした。
やっぱり最後は数か。これまで2ヶ月近くになる審議の中で、必死に、法案が違憲であること、自衛隊の活動に歯止めがなくなることなどを主張してきました。私以外の我が党の委員会メンバーも必死でした。しかし最後は多数での強行。悔しいです。
特に、私が今日質疑に立ち安倍総理に問いただした際、安倍総理自身が「国民の理解は進んでいない」ということを認めました。
総理自身がこれを認めながらも、衆議院での審議は打ち切り強行採決するということは、私には到底考えられない、異常なことです。
戦後初めての安保法制の大改革と安倍総理自らが述べた今回の法案。違憲の法案です。違憲の法案を採決されてしまった。委員会の取り回しを担当していたものとして、心の整理がつきません。
しかし、明日は衆議院本会議。最後まで頑張ります。