お盆明けの国会。参議院の安全保障特別委員会は、防衛省統合幕僚監部が内々作成していた資料に関して中谷大臣の答弁が十分でなかった問題の整理がまだついていません。
制服組たる統合幕僚監部が、法案成立を見越して極めてリアルな準備を始めていたことが明らかになったわけですから、まさにシビリアンコントロールが安倍政権においてしっかり効いているのかという観点から、突っ込んだ議論が必要です。
私たちとしては、安倍総理を含む集中審議を求めていますが、 与党側と折り合いませんでした。
安倍総理は休暇中。もちろん総理にも休暇は必要です。休暇が開けた総理から、このシビリアンコントロールに大きく関わりのある問題についてどう考えるのか、考えをしっかり聞くべきだと思います。