党本部の中に、TPP問題対策本部を立ち上げ、私もその役員に就任することになりました。
党経済連携調査会において、TPPという政策そのものの問題点を洗い出していっているわけですが、これに加えて、国民運動的な観点から、これだけ全国の農業関係者を中心にTPPに関して、その情報提供不足な面を含めて不安の声が上がっていることから、これらの声を現地で受け止め、それを政治的な運動に結びつけていこうという取り組みです。
したがって、機会をとらえて各地に赴き、現場の不安の声を受け止めていく活動を行っていきます。
そんなことを昨日の、この本部の役員会で話し合っていた際に、数年前、政権交代前に、党に農林漁業再生本部という組織を立ち上げて、全国行脚をしながら「農業者戸別所得補償制度」を説明して歩いた頃のことを思い出しました。
この運動は特に地方部において大変効果的で、その後の政権交代にも大きな役割を果たしました。
政策づくりに加えて、このような形で全国的な運動を展開していくのは、私たち野党として極めて重要なことです。十分に戦略を練っていきたいと思います。