安全保障法制は、明日施行となります。
今回の法制で新たになったそれぞれの要素、例えば存立危機事態への対応、重要影響事態への対応、国際平和共同対処事態に対する対応、さらにはPKOにおける安全確保業務・駆けつけ警護業務への対応、米軍等への武器等防護への対応など、それぞれ、何がどれだけ政府・防衛省・自衛隊として準備が進んでいるか、今後はどのような実施状況になるのか、これらが大いに気になります。
法律が施行されます。ということは、法律に規定された、上記のような核種「事態」が発生した場合には、即どう対応するのかが問われます。
法律審議の際には「一日も早く成立を」と強行採決しながら、その後政府は何をどう準備しているのか、あまり明らかになっていません。私はそれは、参議院選前に安保法制に関する具体的な動きが出てくるとマイナスになるのではないかという考慮によるものではないかと思っています。
そのような姑息なことは許されません。明らかにすべきは明らかにしていきたいと思います。