TPPの審議について日程協議がまだ整いません。
本件については、先週の特別委員会の審議において、TPP交渉の経緯についての情報開示が全くなく、しかしその一方で西川委員長は開示されていない情報を含んだような書物を来月には出版しようとしていたことが明らかになって、それであれば情報をもっとしっかり開示すべきだという我々からの訴えに対して全く政府が答えず、審議がストップしたままの状況になっているわけです。
断続的に与野党間の筆頭理事間の議論が行われているようですが、情報開示に関する積極的な姿勢は与党側からは見られていません。したがって、日程が整わないのです。
与党側から「審議拒否」という言葉が出ていますが、とんでもありません。先週に委員会を休憩にしたのは与党側です。その後審議日程をどうするか、そのための条件整備をどうするかが、与野党筆頭理事間で議論をしているわけです。情報開示さえしっかりしてもらえば、審議は進みます。
政府与党側の姿勢が問われる局面です。