先日の党首討論での岡田代表の発言を受けて、今、今国会最終盤ですが、消費税率再引き上げ延期法案を提出すべく準備しています。
民主党政権時代、社会保障と税一体改革を政務官として担当した者として、延期法案を作る立場になったことには複雑な思いもあります。
これを党首討論で打ち出した岡田代表自身は当時副総理として社会保障と税一体改革担当大臣を兼務していました。複雑な思いと言えば私以上でしょう。
しかし先日書きましたように、アベノミクスは失敗しました。安倍総理は1年半前、消費税率再引き上げ延期とともに衆議院解散を決意した際、「29年4月には必ず引き上げができる経済環境を作る、再度延期することはない」と言い切りました。しかし今の経済状況からはそうなっているとは言えません。
また、消費税率を引き上げて、それを社会保障の充実に充てることになっていましたが、安倍政権のもとでこの約束は果たされておらず、もともとの社会保障と税一体改革のフレームワークが維持されているとは言えません。
私たちはこう判断します。安倍総理はどう判断するでしょうか。