特定秘密保護法案について、今日から特別委員会での実質審議が始まりました。
昨日の本会議での質疑や今日の質疑を通しても、依然として、政府が恣意的に「こえが特定秘密」と指定して、国民の知り得ない情報の範囲が広がる懸念が払拭できません。
また、特定秘密として指定されている情報が、30年を超えて際限なく秘匿される懸念も残ります。
私も政府内で働いた経験がありますので、安全保障上特別に保護しなければならない情報があることはわかります。
しかし、大事なことは、そのような保秘の仕組みが国民の信頼感を得られるような状況下で導入され運用されていくこと。
審議を通じて、そのような到達点に達することができるかが問われています。私は今の政府の法案、答弁からすると、それは難しいのではないかと感じています。