TPPの交渉状況について、先日西村内閣府副大臣が、国会議員に対して交渉中の案文を情報開示する方向で検討すると表明したことを、「やっと」という思いで聞いたということをこのブログに書きました。
ところが、それからまだ間もない今日突然、西村副大臣は会見で、「発言の真意が伝わっていない」として、上記のことを撤回することを発表しました。
これには唖然としました。真意が伝わっていない、と言っていますが、西村氏は先日の発表の際には、「開示する方向で調整する」ということを、明確に発言しています。
この二、三日で一体何があったのか。米国では議員に対して交渉中の案文が開示されているのになぜ日本ではできないのか。それができないほど、日本にとって危うい交渉となっているということなのか。
不可思議です。