私は、稲田朋美氏を防衛大臣に据えた人事を非常に疑問を持って見ています。
与党の政調会長を務めました。しかし、幅広い政策分野において決して詳しい人物ではないと思っているからです。
もし、安倍総理が「将来の総理候補として安全保障分野を勉強させよう」などと思っているのであれば言語道断です。安全保障の分野は、目の前に緊張状態が横たわる、ホットスポットです。組閣の日に北朝鮮がミサイルを飛ばし、また今日は中国の、大量の公船、漁船が尖閣沖に出没したことからもわかるとおり。
それを、防衛大臣に任命される時に、「防衛白書」を今さらのように読んで「あまり面白いものではないですね」とコメントをしている感覚が、任に堪えないことをよくあらわしていると思います。
この、資質の問題、国会でも厳しく追及していきます。