安全保障– category –
-
安全保障
集団的自衛権・・・個別的、現実的妥当性
集団的自衛権などについて、昨日安保法制懇の報告書が出され、安倍総理が記者会見を行いまいした。 それらをつぶさにフォローして、やはり思うのは、この問題については結論ありきで考えてはならず、個別具体的な問題事例に即して、現行憲法下で何が... -
安全保障
国会での議論回避か
集団的自衛権の憲法解釈変更については、最近の安倍総理や官房長官らの言葉を総合すると、要するに、今国会中に「期限ありき」では閣議決定しないが、先送りもしないので、今年の夏には閣議決定する、という方向なのでしょうか。 そうなると、まさに... -
安全保障
集団的自衛権については仔細な分析を
集団的自衛権の問題について、この連休中、私なりに色々考え続けています。 そんな中で、先日このブログの中で、今集団的自衛権の問題と言われながらも、その中には集団安全保障やマイナー自衛権の問題などが混在しているのではないかと書きました。&... -
安全保障
憲法解釈変更閣議決定にいたる道筋
安倍総理は、安保法制懇による、集団的自衛権等についての報告書が出てくるのを、5月12日の週と明言。その後の日程感が気になります。 すなわち、報告書提出の後、閣議決定にいたるまで、公明党を含めた連立与党内の調整にどの程度の時間がかかるのか... -
安全保障
集団的自衛権、集団的安全保障、マイナー自衛権
石破自民党幹事長が、米国で講演して、今日本で議論になっている集団的自衛権の問題に関して、米豪ニュージーランド間の安全保障条約を例に挙げながら、将来的にはこのような多国間の集団的安全保障に発展させていきたい旨を述べたとか。 これまでの... -
安全保障
国会での議論を大事に
安倍総理は、今日の防衛大学校卒業式で訓示を行い、その際、集団的自衛権の憲法解釈変更に、強い意欲を示しました。 国会での議論において、一時期は相当踏み込んだ発言をしてそれが問題として取り上げられた後は、「安保法制懇で議論をしている」と... -
安全保障
国家安全保障会議は機能しているか
集団的自衛権の憲法解釈容認に踏み切るか否か。 この点について、磯崎総理補佐官は「今国会中に決める」と言い、総理自身は「いつと時期を決めているわけではない」と言う。 このような重要論点について、総理補佐官と総理が述べていることが異... -
安全保障
力による現状の変更
「力による現状の変更」 つまり力づくで国境線を変えようということ。 先の防空識別圏の一方的な設定を含め、近年の一連の中国の動きは、その意図を明確に感じさせます。 これらを見るに、日本を取り巻く防衛環境が、相当程度急速に変化している... -
安全保障
特定秘密保護法案
特定秘密保護法案について、今日から特別委員会での実質審議が始まりました。 昨日の本会議での質疑や今日の質疑を通しても、依然として、政府が恣意的に「こえが特定秘密」と指定して、国民の知り得ない情報の範囲が広がる懸念が払拭できません。&nb... -
安全保障
内閣法制局長官人事と集団的自衛権
内閣法制局長官に集団的自衛権容認論の人物をつけ、それよって憲法解釈変更による集団的自衛権行使を可能とする道を、安倍総理が本気で考えているとしたら、極めて危険なことだと思います。 確かに、日本をめぐる現在の安全保障環境は極めて複雑かつ...