諫早湾干拓– category –
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農水省、法務省の強圧的な対応
去る2月10日、佐賀、熊本、福岡の三県の漁協が諫早湾干拓開門問題について会議を開きました。そこに農水省、法務省も参加して、佐賀の漁協に対して、開門ではなく、国が主張している「基金案」を強要するような発言をしたと聞いています。さらに、農水省は... -
こまめな排水
諫早湾干拓の開門問題について、今日有明漁協の西部の支部の皆さんが集まられて、開門によらない基金による和解の案を受け入れるかということを話し合われました。結果としては、今日は結論が出なかったということです。有明漁協の幹部としては、基金案を... -
諫早湾干拓排水による色落ち被害を防ぐために
諫早湾干拓からの排水問題に関して、今週月曜日に、若手漁業者の皆さんの海上抗議行動を激励した後、私自身も数度にわたって農水省と具体的な改善策を議論してきました。秋ノリが排水で色落ちしてしまった今、とにかく冬の冷凍ノリには影響を及ぼさないよ... -
諫早湾干拓からの排水とノリの色落ち被害
佐賀県西部のノリ漁師の若者たちが立ち上がり、諫早湾干拓潮受け堤防の前で海上抗議行動を行いました。私もその激励に行ってきました。若いノリ漁師たちが抗議したのは、諫早湾干拓からの水質の悪い大量の排出水について。今年11月初めに、何と一度に800万... -
有明原告・弁護団と会わない斎藤農水大臣の訪佐に異議あり
斎藤農水大臣が、就任後初めて佐賀県を訪問。漁協関係者、県等の関係者との意見交換を行いました。私が驚いたのは、少なくとも私が同席したその場で、誰も「諫早湾干拓の開門」ということをはっきりと言わなかったこと。「有明海の再生」とは言うけれど、... -
漁業者にも、農業者にも打開策を
超党派の議員連盟、公共事業チェックの会の議員団で、諫早湾干拓関連の視察が行われました。私も今日、中央干拓地の視察に参加してきました。諫早湾干拓ができたことによって新たに作られた、500ヘクタールを大きく超える中央干拓地。その中をまわって驚い... -
諫早湾干拓問題・・山本新農水大臣はどう行動するのか
今度の金曜日に、山本新農水大臣が、佐賀、長崎を訪問し、諫早湾干拓問題について両県の関係者と意見交換を行います。もちろん私も参加するつもりです。大臣就任後、国会が始まる前に現地を訪れておこうという考え自体は評価します。しかし問題は、その結... -
裁判所としての統一見解はあり得ないと裁判所が言っているとのに
森山新農水大臣が来佐しました。諫早湾干拓の問題で、漁協関係者、県市町関係者、そして原告団弁護団らと意見交換するためです。繰り返し、森山大臣からの、政府側の考えの主張は、裁判所に対して、開門すべきか否か、統一的な見解を求めていくというもの... -
裁判に任せる、不作為
諫早湾干拓の開門訴訟。今日の福岡高裁での判決は、開門請求を認めず。裁判所の判決がまたしてもわかれる、との報道に当然なりますが、繰り返しこのブログでも書いているように、これは日本の裁判制度を前提とすればあり得ること。日本の裁判は、具体的な... -
諫早湾干拓開門制裁金に対して課税?
諫早湾干拓の開門について、これを開門確定判決通り実行しない政府に対して、原告たちは「間接強制」という手段をとり、裁判所の判決を通じて国に制裁金を課すことで開門を実現していこうとしています。この制裁金について、国税側が税を払えと言ってきて...