諫早湾干拓– category –
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究極の税金のムダ遣い
今日、最高裁において、諫早湾干拓問題について、大きな判断が示されました。間接強制金について、開門しなかった場合でも、開門した場合でも、それぞれの申立人に対して支払わなければならないという決定です。すなわち、ここにおいて、これまで長年農水... -
詰将棋を戦う
西川農林水産大臣が来佐しました。諫早湾干拓開門問題についての意見交換のためです。私も参加しました。西川大臣は、本件について最高裁判所の判断を待つ考えを既に示しています。ところがどの最高裁判所判断なのかは述べていません。ひょっとするとずっ... -
不作為=開門しない
諫早湾干拓の開門に向けて、西川新農水大臣はどのようなスタンスで臨むのか。 農水省とも今日議論を行いましたが、これまでの新大臣の言動を踏まえると、これまでと同様「裁判所に任せる」というものと理解できます。 裁判所に任せるとしながら... -
再び求める、政治判断を
諫早湾干拓については、開門しないことに関する国の主張は当然のごとく認められず、開門ができていないことに対して国は間接強制金を支払うことになりました。1日49万円。1年では2億円弱になります。 これも全て血税からの支出。ことここにいたった安... -
複雑な裁判を解消できるのは政府の意思決定のみ
諫早湾干拓問題について、佐賀地裁は4月に、開門をしないのであれば1日49万円の制裁金を払うべし、その猶予期間は2ヶ月、と判示しました。これに対しては国は執行抗告という形で、いわゆる異議を申し立てました。福岡高裁でこれに対する判示が出るのは6月6... -
間接強制、 認められる
今日、佐賀地裁において、諫早湾干拓開門問題について、国が開門の義務を果たさなかったことに対して、原告団が訴えた「間接強制」について、これを認める判決が出されました。私たちの完全勝利。 国は、確定判決通りに開門できなかったことに対して... -
開門判決の既判力
農水委員会で質疑に立ち、諫早湾干拓問題をとりあげました。 今日、私が取り上げたかったのは、「既判力」。すなわち、政府は、開門を求めた確定判決と、開門を差し止めた仮処分決定の、ふたつの異なる方向の義務があるので悩ましい、その結果今でも... -
現場に向き合うべし、農水省、水産庁
今日、太良町大浦にて、諫早湾干拓問題について、農水省本省担当者、九州農政局幹部を交えての、原告団弁護団、そして漁業関係者との意見交換会が開催されました。 有明海の連年の不作不漁。この現状についてしっかり議論を行うために、農水省本省の... -
諫早湾干拓問題に政治判断は無いのか
昨日諫早湾干拓問題について、農水省が開門差し止め仮処分に対して異議申し立てを行うという趣旨の報道が出ていたので、あれっ、と思っていましたが、結局は開門差し止め仮処分に対しても、私たちが出した間接強制の申し立てに対しても、両方に対して異議... -
諫早湾干拓・・・・間接強制申し立て
諫早湾干拓問題、今日、原告団・弁護団の皆さんとともに、開門判決が履行されなかったことを受けて、国に対する「間接強制」の申し立てを、佐賀地裁に行ってきました。 民主党政権で開門判決を確定させてから3年。本当に今日のような日を迎えたくはな...