来年1月から始まる通常国会の冒頭では、景気対策のための補正予算案が審議されると。安倍総理は、今の外遊から帰国後直ちに補正予算案の編成を指示するとのことです。
この補正予算案、本当に意義のあるものでしょうか。
国土強靭化、TPP11対応の農業予算などと、色々な説明はありますが、どうも私には、税収の上振れ分があることをいいことに、参議院選前のまさに「選挙目当て」の大判振る舞いを行うためのものとしか思えません。
税収の上振れをあてにした補正予算編成が何となく常態化してきていて、財政のあるべき姿からどんどん外れてきている気がしてなりません。