今日の衆議院農林水産委員会で質問に立ち、林農水大臣に対して諫早湾干拓開門問題を取り上げました。
私たちはノリの漁期に影響を与えないように、12月の開門期限より前倒しでの開門を求めています。ところが、開門に向けて長崎県の理解を得て対策工事を行っていく農水省の取り組みはまことに緩慢で、12月の開門時期ですら危うくなるのではないかという声が出ています。
ぎりぎりいつに長崎における対策工事を開始したら期限内の開門が可能となるのか、今日も農水大臣からは明確な答えなし。
2月に農水大臣が佐賀県、長崎県を訪問したあとは、事務方の現地入りも極めて不十分で、かつ大臣を含む政務レベルの関与も薄いと言わざるを得ません。
この問題を国会で取り上げるのは今日が最後の機会でした。開門問題はこれからが極めて重要な時期に入ります。国会の外でも運動を強めていきたいと思います。