諫早湾干拓問題、今日、原告団・弁護団の皆さんとともに、開門判決が履行されなかったことを受けて、国に対する「間接強制」の申し立てを、佐賀地裁に行ってきました。民主党政権で開門判決を確定させてから3年。本当に今日のような日を迎えたくはなかった。
私たちの間接強制の申し立てに対して、国は「請求異議」と言いますが、異議を申し立ててくるのではないかと言われています。
しかし、その場合、国は一体どのような理由で異議を申し立ててくるのか、私には想像がつきません。
なぜなら、この間国は一貫して、「判決は確定しているので開門は国の義務」と国会内外で発言してきました。その開門判決が履行されていないことに対する間接強制申し立てです。
国が今まで自ら義務を負うと言った、そしてその義務を果たし得なかった、それに対して私たちとして「義務を果たしてくれ」ということなわけです。どういう理屈で、国は反論できるのでしょうか。
理屈にもならないようなことであれば、しっかり国会で論破していかなければなりません。
