諫早湾干拓の開門に向けて、西川新農水大臣はどのようなスタンスで臨むのか。
農水省とも今日議論を行いましたが、これまでの新大臣の言動を踏まえると、これまでと同様「裁判所に任せる」というものと理解できます。
裁判所に任せるとしながら、その結果実態としては開門が行われない状態が続く、そしてそれをよしとするスタンスです。すなわち開門しない、ということ。
佐賀県、長崎県を含む関係4県で、有明海再生に向けて話し合いのテーブルを用意するとしています。もちろん有明海の再生に向けて話し合いを行うことは、佐賀県としてもやぶさかではありません。
しかし、それは敢えて「開門」問題を避けたものであり、本当の目的がどこにあるのか、全くはっきりしません。
裁判所に任せる=不作為=開門しない そんな意図が明らかです。