有明海の海苔漁が今年、さらに厳しい状況に直面しています。
これまでは有明海西南部における海苔漁が厳しい状況でした。それが今年の秋海苔からは、西南部に限らず東部にまで広がっています。あり得ないような赤潮の発生を経験しています。
これからの冷凍海苔の漁がどうなるかと、不安が広がっています。
本来であれば1月2日の早朝から一斉に冷凍海苔のはり込みをすることになっていました。しかしすぐには海況の改善が見込めないことから、西南部の地域においてははり込みの時期を遅らせる苦渋の決断となりました。
有明海の赤潮被害。続いています。深刻です。有明海特措法に基づく特別の支援が必要だと主張し続けてきました。しかし水産庁は、漁業共済などで間に合っているとして特別の支援を否定し続けてきました。