今日、衆議院農林水産委員会で質疑に立ち、諫早湾干拓問題を取り上げました。
4月28日に福岡高裁が、開門を求める原告団とそれに反対する国に対して、和解協議を提案しました。その後初の「進行協議期日」となったのが昨日。福岡高裁に対して、国はどのような姿勢で臨んだのか。
そこから質問を始めました。
そして私が最も問いたかったのは、今後どのようなスタンスで、農水省としてこの裁判所が持ちかけた「和解協議」という考え方に応じるのか、ということ。
まさか、またこれまでと全く同じように「開門を前提としない基金案」に沿った和解なら応じる、などという現実性の全くない、かたくなな、ほぼ和解「拒否」に等しいスタンスで臨むのか。
果たして、今日の農水大臣の答弁は、今後の裁判については誠実に適切に臨む、というものでした。
これまでの答弁とは変わった、柔軟性を帯びてきたのではないかと思わせる答弁でした。