諫早湾干拓の開門について、農水省が長崎県に対して、開門に向けての対策工事に着手する旨伝達を行いました。
ようやくここに到達したかとの思いで受け止めました。12月開門に向けてはむしろ遅いくらい。
しかし、私はまだまだ気を抜けないと思っています。なぜなら、今回の伝達は、開門期限の関係からここでいずれにしても行わざるを得なかったものであり、これを行ったからといって、これからのプロセスが想定通り進むことを約束するものでは全くないからです。
「政府としては最善を尽くしたんだ」と、政府のアリバイ作りに終わってはいけません。本当に実質的な面が進むのか、目を凝らしていきたいと思います。